■ 巻頭特集「継ぎたいものは、何ですか?」
気づけば本誌は60号、創刊15周年を迎えることができました。いつも支えてくださる皆様への感謝をしみじみと噛みしめながらお送りする今号、テーマは、「手から手へ継ぐもの」。

目まぐるしく移り変わる世の中の勢いは、ますますスピードを上げているように感じます。スロウの15年間にも、大小さまざまな変化がありました。現代に生きる私たちはそんな絶え間ない変化の流れの中にいるわけですが、ふと足元に目を遣ると「変わらないもの」が幾つもあったことに気が付きます。

歴史的価値のある建物を代々守り続けてきた方々や、懐かしの母の味を受け継ぐ人、小さな集落に宝物のような輝きを見出して、その地で活き活きと暮らす人…。彼らは何に価値を見出し、どんな思いを「継いで」きたのでしょうか。

取材を受けてくれた誰もが、世捨て人のように変化に抗っているわけではありませんでした。むしろ変化を楽しみながら、変わらないものと新しい発想を組み合わせて、さらに次の時代へと引き継ごうとしているのです。

温故知新。大切につながれてきた知識や技術、伝統文化。なぜ守りたいと思うのか。守らねばならないのか。守るためにはどうすればいいのか。それぞれが手から手へ継いできた大切なものを訪ねることで、小さなヒントをたくさんいただくことができました。
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■ コンテンツ
≪巻頭特集 継ぎたいものは、何ですか?≫
・押谷ファーム 押谷行彦さん
・描いてきた夢の実現のためにも、後継者を育てることが欠かせない。【長沼町】
・札幌軟石を伝え繋ぐ、今。【札幌市】
・使う人たちの手によって続いていく、旧佐藤医院の物語【士別市】
・ポネオハウに溶け込むアイヌへの思い【帯広市】
・銀塩写真の特別な世界観【旭川市】
・沼牛駅が語るもの【幌加内町】
・小さな集落が継いでくれる宝物【函館市】【陸別町】
・「たかまん」の譲れないもの【帯広市】
≪単独ページ≫
・釧路と地方を結ぶ生命線 簡易軌道の裾野が今、広がる【釧路市】
・そして僕は洞爺湖へやってきた【洞爺湖町】
・幼児教育の実践者、テルさんが追い続ける夢【稚内市】
・三笠の食のその先を知る旅【三笠市】
・富良野に植えた木を訪ねて【富良野市】
・en.Share placeで結ぶ、「私らしい」縁。【釧路市】
・ノースポールステイブルの着実で誠実な歩みの先に。【幕別町】
≪連載≫
・北海道ゆったりある記
・北海道 来るべき未来を見つめて
・スロウなカフェを訪ねて
・鈴木周作のさっぽろ市電日記
・とりのはなし
■作り手 クナウマガジン(帯広市)
当サイトの運営を担う、ソーゴー印刷クナウマガジン スロウ編集部です。「足元の豊かさに光を当てながら、わくわく北海道をつくります」を理念に掲げ、北海道の魅力を発信。スロウ、スロウな旅北海道をはじめとする出版活動を行っています。
■商品詳細
仕様:A4判 オールカラー190頁
発行日:2019年7月25日
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