(文・立田栞那／スロウ67号掲載)
 
「シャンディーさんのカレーが食べたい」。空知方面へ取材に行く道中、どうしても食べたくなってしまうのが、長沼町にあるshandi nivas cafeのインドカレーです。


 
カフェがあるのは、長沼町の畑の真ん中。坂本圭司さんと笑子さんは、今から9年前、さまざまな土地を旅した中で、「ここが一番美しい場所」と、北海道へ移り住みました。

旅の途中で出合った南インドのカレーをベースに、日本人の口に合うようアレンジを加えた味わいは、奥深く本格的。食べた後にも、おいしい余韻が残ります。人気店になった今でも、「もっとおいしくなるのでは」と、カレーづくりの研究を欠かさない圭司さん。その誠実な姿勢が、多くの人々の心を掴む理由の一つかもしれません。
 
「長沼は、本当に人も良いし、良い気が流れているんです。ここに来られて本当に良かった」と、2人は言います。離農跡地の建物と出合ったのも、建物を改装し現在のカフェの姿を得たのも、すべて長沼で出会った人々の存在があってこそ。


 写真上／shandi nivas cafeの外観。長沼町の人気店です。

それから時は流れ、今ではshandi nivas cafeが、長沼近郊に移り住む人々と地域とを結む場所へなりつつあります。
 
長沼に行かないと味わえなかったカレーが、どこにいても、楽しめるようになりました。一日頑張った後の活力に。日々の食卓に新鮮さが欲しい時や外国の風を感じたい時に。これからの季節はキャンプの時にも良さそうです。



写真上／チキンマサラルー
 


写真上／ココナッツカレールーを盛り付けたもの。

「平和と安らぎの場所」を意味するshandi nivas cafeより、皆さんの心と身体が健やかであることを願って。


■セット内容紹介

相性の良いチキンカレーとココナッツカレーのルーをセット（各2袋、1袋は2人前）にしました。
 
ココナッツカレー：マイルドで辛さ控えめ。甘みの中に塩気と複雑なスパイスが広がり、ご飯が進みます。辛めのチキンマサラとの相性抜群。お好みの魚介をたっぷり入れてどうぞ。
 
チキンマサラルー：ピリっとスパイスの利いた本格的な味。これからの季節、汗を拭いながら味わいたいおいしさです。鶏肉はモモ肉を使うとコクが出ます。夏野菜を追加するのも良いですね。
 

■作り手　shandi nivas cafe（長沼町）


 
「日本の北のほうへ心惹かれて」北海道へ。息子の昊映(こうえい)くんと3人で暮らしながらカフェを営んでいます。カフェでのカレーづくりは主に圭司さんが、コーヒーと焼菓子は笑子さんの担当です。

 

■商品詳細

賞味期限： 製造より冷凍で6ヵ月

原材料：

・チキンマサラルー／玉ねぎ、トマト、にんにく、生姜、菜種油、天日塩、カルダモン、シナモン、クミン、コリアンダー、ガラムマサラ、ブラックペッパー、カイエンペッパー

・ココナッツカレールー／玉ねぎ、トマト、菜種油、ココナッツパウダー、天日塩、にんにく、生姜、カレーリーフ、コリアンダー、ターメリック、クミン、ブラックペッパー、カイエンペッパー、カルダモン、フェンネル、シナモン、フェヌグリーク、ベイリーフ