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キムラヤの食器 カレーサイズ

商品コード : ss-01227
製造元 : キムラヤ
価格 : 円(税込)
761
ポイント : 33
数量
 
カラー

発送方法、同一商品同梱可能数はページ下部記載の通りです。送料詳細はご利用ガイドを参照ください。

年内注文受付締切  2024年12月20日(金)
年末年始休業日 2024年12月28日(土)〜2025年1月5日(火)
2025年1月6日(月)より通常営業となります。
休業中のお問い合わせにつきましては、1月6日(月)以降に回答いたします。
どうぞよろしくお願いいたします。

■素敵アースカラーの食器たち
(文・片山静香/スロウ82号掲載) 
 


小樽の天狗山ロープウェイのすぐ近く。「これぞ坂の町!」と思わず声に出したくなる急峻な坂道の途中に、青いトタン屋根の工房を構えているのが、キムラヤの木村泰明さんです。2010年までは、茨城県でガラス作家として活動してきた木村さん。JUNIOというユニットで作品を発表していました。

北海道へ来ることになったのは2011年。その年に発生した東日本大震災の影響で、制作に使っていた窯が損壊。作品を作ることができなくなった上に、修理のための部材を作っている業者もまた被災したために、いつになったら直せるのかもわからない状況に。先の見えない中で、当時のパートナーの出身地が余市町だったこともあり、北海道への移住を決意。「小樽はガラス産業が盛んなので、何かできることがあるのではないかと思って」と、このエリアを選んだそうです。

 

 

しかし、木村さんが次なる活動として一歩踏み出したのは、陶芸家の道でした。「若いときに陶芸家の工房で働いた経験があって。同心円状で形を作っていくという作業が吹きガラスもろくろも共通しているので、技術として通じる部分を感じ、興味を持っていました」。場所や費用などさまざまな面で、ガラス作品を作るための環境が整わなかったことも理由の一つではありましたが、それ以上に、いつかまた吹きガラスができるようになったとき、陶器とガラスの作品を並べて展示したら面白いだろうという、前向きな思いもありました。

 

現在の場所に工房を構えたのは2017年のこと。取り壊されそうになっていた建物をそのまま買い取り、自身の手でリノベーションして自宅兼ギャラリー兼工房として活用。時期を同じくして、「キムラヤ」という屋号での活動をスタートさせました。

 

 

彩度を落としたグリーンやブルー、白や黒といったシックな色味が中心の、キムラヤの作品。作風としては、目の粗い土を使ったものや、滑らかな土を使ったもの、ツヤのある釉薬をかけたものなどさまざまありますが、一貫して形はシンプル。無駄が削ぎ落とされた形状には工業製品のようなシャープさがありつつ、一つひとつろくろで成型するために手仕事の柔らかさも備えています。

 

 

「ガラスだと素材はほぼ1種類ですが、陶芸は素材のバリエーションが無限にある。そして、作る工程が一瞬であるガラスに対して、陶芸は、直接手で触って時間をかけて作ることができます。その違いが面白くて、『あの素材もカッコイイ、これも試してみたい』って、いろいろ作りたくなってしまうんですよね。今は土だけでも7種類くらい使っています」。

 

自身の陶芸への向き合い方を「ヨソモノ視点」と表現する木村さん。元々はガラス作家で、陶芸としては特定の誰かに師事することなく「いろいろカッコイイものがある」という目線で制作を行ってきました。「1本の道を太くしていく(特定の作風で修業を積む・極める)やり方が、僕の場合はできなかった。それを逆手に取って、いろいろな道を試してみることを楽しんでいます」。

 

 

工房の奥に設けられたギャラリースペースに並ぶ作品を見ると、同じ形状で土の質感や色味を変えた器がずらり。「土の質感×色(釉薬)」の組み合わせ次第で、同じデザインでも大きく印象が変わることがよくわかります。「卸先のお店や、やきもの市で出会うお客さんによって、好みがきれいに分かれるのも面白くって」と、木村さん。キムラヤを始めてから、使い手と直接コミュニケーションを取りながら作品を作る機会が増え、飲食店で使う器の相談などを受けては、互いにアイデアを出し合いながら新しいものを生み出しているそうです。

 

「これはおでんの取り分け皿が欲しくて…」、「これはカレー皿を頼まれたのでオマケで作った小皿で…」、「とんすいが欲しいと思っていたら、ピッタリの形ができて…」。木村さん自身が料理好きということもあり、使い勝手も「かゆいところに手が届く」、キムラヤの器。飾っておいてもおしゃれですが、これはぜひ、普段の食卓で使いたいところ。料理の幅を広げてくれるから、「器」ではなく「食器」。そう表現したくなるのです。

今回は、数あるラインアップの中でも木村さんが長く作り続けているカラーリングを、特にシンプルな形の組み合わせでご提案。キムラヤ入門編に最適の、食卓で抜群に使いやすい器です。

 


■作り手 キムラヤ・木村泰明さん(小樽市)

 


2005年からガラス作家として活動。2011年に北海道へ移住し、陶芸家としての活動をスタートさせました。ロゴマークは「木」という文字が転がって、「最後はちゃんと立つ」というイメージで制作したそう。

 


■商品詳細

 

 

「カレーサイズ」
カレーだけでなく、パスタやワンプレートランチなど、何かと使いやすいサイズ感。迷ったらこれ。

 

商品サイズ:口径約22.5×高さ約2.0cm

 


■宅急便60サイズ発送(常温)

※4点まで同一の送料でお届けします。
※商品の組み合わせによって送料が変わる場合があります。

 

 

■お届けまでの時間目安


ご入金確認後5営業日以内に発送予定

 

 

■熨斗


対応不可
 

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