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■爽やかでスッキリとした味わい。
(取材・文/立田栞那 スロウ75号掲載)
甘酒といえば、言わずと知れた「身体に良い飲み物」。普段から積極的に飲みたい気持ちはありながらも、市販に多い酒粕を使ったものは甘みや独特な風味がちょっぴり強かったりと、なかなか手を伸ばせずにいました。
そんなときに出合ったのが、いとげん味噌工房のスイートコージ。「飲みやすすぎる甘酒」というキャッチコピーのとおり、爽やかでクセがありません。味をたとえるなら、「アッサリとしたおしるこ」でしょうか。甘酒が苦手という人でもこれならおいしく飲めそうです。
「実は僕も昔は甘酒が苦手だったんです」と話すのは、西大條(にしだいじょう)亮さん。旭川のいとげん伊藤元三郎商店で糀づくりをはじめ、味噌や塩糀などの糀を使った発酵食品の醸造を学び、「糀甘酒専門店siro」をオープン。糀甘酒の製造販売を中心とした事業を営んでいます。
「白米と糀で造った甘酒を初めて飲ませてもらったときに、それがすごく飲みやすくて驚いて。糀ってすごいな、もっとこの魅力を伝えられたらいいなと思ったんです。糀は、味噌や醤油を造る上でも重要な存在ですが、素材としてはあくまで脇役で、なかなか主役になることがない。でも甘酒なら、糀が主役になると思ったのが商品づくりのきっかけでした」。

写真上/白玉を入れてぜんざい風に。温めてもおいしく召し上がれます。
主な原材料は米と糀のみ。糀は、北海道産の米を原料に昔ながらの手法で造られたものです。
「やはり発酵食品なので、独特の風味は多少出てしまいます。その中でも、僕が思う “飲みやすさ”になるべく近づけようと試行錯誤して完成したのがスイートコージです」。
若い世代にも糀の魅力を伝えられたらという思いから、パッケージもぱっと華やかなデザインに。味も見た目も、“今”にぴったりな甘酒ができました。
■4種の味から好みの組み合わせを。
ラインアップは定番の「白米」、「黒米」、「紅麹」に「はちみつ」を加えた4種類。いずれも、いとげんの糀と地元の素材を使っています。今回は、西大條さんの「できるだけ好みの組み合わせを楽しんでほしいから」という思いのもと、特別に4パターンものセットを作ってもらうことができました。すべて6本入りなので、家族や友人と分け合うのも良いでしょう。ぜひ飲み比べて味の違いを楽しんでみてください。
ちなみに甘酒と聞くと冬のイメージがありますが、実は夏の季語なのだとか。これからの季節、食欲のない朝には冷やした甘酒を朝食代わりに。夏バテしそうな気配を感じたら、栄養補給にゴクリ。秋冬の肌寒い時期に温めて飲めば、やさしい甘さに心も身体もほっと温まります。発酵の過程で生じる自然な甘さだけで仕上げているため、砂糖やアルコール分が含まれないのもうれしいところ。ひと瓶200ミリリットルと一回で飲み切れるほどの量ですが、少し余ってしまったら、料理の砂糖代わりに使うのも良さそうです。
開封前は常温で保存できますし、パッケージのデザインも目を引くので、贈り物やお土産にもぴったりです。爽やかな飲み心地の甘酒で、これから始まる初夏を健やかに過ごしていきましょう。
■商品紹介

・スイートコージ白米:北海道産米「きらら397」を原料にした糀を使用。シンプルなプレーン味。
・スイートコージ黒豆:北海道産黒米「きたのむらさき」を合わせた一品。黒米の粒感をあえて残しています。
・スイートコージ紅麹:消化を助ける漢方薬として中国で用いられているという紅麹を合わせています。
・スイートコージはちみつ:旭川産アカシアのはちみつを合わせて。自然な甘さで栄養満点です。
■作り手 いとげん味噌工房 麹siro 西大條亮さん(旭川市)
一級みそ製造技能士の資格を持つ西大條亮さん。現在はスイートコージを軸に、糀の魅力を伝えるための活動の幅を広げ続けています。
■商品詳細
賞味期限: 製造より60日
原材料:
・スイートコージ白米/米糀、米、塩
・スイートコージ黒豆/米糀、黒米
・スイートコージ紅麹/米糀、紅麹
・スイートコージはちみつ/米糀、米、はちみつ(旭川産)
4パターンの組み合わせからお選びいただけます。オプション欄から選択ください。
セット内容(内容量):
・4種セット(白米×2、紅麹×2、黒米×1、はちみつ×1)
・3種セット(白米×2、紅麹×2、黒米×2)
・白黒セット(白米×3、黒米×3)
・紅白セット(白米×3、紅麹×3)
※各200g入りです。
■宅急便80サイズ発送(常温)
箱に入れてお届けします。
■お届けまでの時間目安
ご入金確認後7営業日で発送予定。
■熨斗
対応不可