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くま編集長・七宝ブラック

商品コード : ss-00943
製造元 : ニコクラフト
価格 : 7,700円(税込)
687
ポイント : 38
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■金属による表現で、「好き」を形にする
(文・片山静香/スロウ72号掲載)


銅や真鍮、シルバーなどの金属と、七宝焼きの技法を組み合わせてさまざまな作品を生み出す、ニコクラフト。ふっくらと丸い頬が愛おしい人形もあれば、ヤドリギや植物の種をモチーフにしたアクセサリー、さらには微生物や昆虫を模したブローチまでも。同じ作家の作品とは思えないほどに多様な「面白さ」を見せてくれるのが、作り手である岩本裕規さん、由希さん夫妻の魅力だ。
 
2人の工房は、札幌の市街地から車で30分ほどのところにある。緑色の屋根が可愛らしい、自宅兼工房兼ギャラリー。あちこちに飾られた作品たちと、その間を彩るドライフラワーなどの植物が、2人の好みをそのまま表しているようだ。素材として扱うのは、銅や真鍮、シルバーなどの金属。裕規さんの主な作品は、小さな人形のオブジェや看板、時計などのインテリア小物。妻の由希さんの作品は、身近な動植物をモチーフにしたブローチやピアスなどのアクセサリー。





10年ほど前にここに工房を開く前は、2人とも定山渓にある彫金工房に勤めていた。フクロウなどのいわゆる「土産物」を100個、200個と量産するのが仕事だった。

技術面のことを言えば、「そのときの経験がベースとして今にも活きています」と語りつつも、一方で心の中には「自分の好きなものをもっと追求してみたい」という思いも募っていったそう。「好き」の気持ちに従ってものづくりをしてみたら、一体どんな作品が生まれるのだろう。そんな思いから、岩本夫妻のnico craftは誕生した。アイデアの源は、生活の中にある。

裕規さんが人形をテーマに作品を作り始めたのは、幼少期の原風景に影響を受けてのこと。「田舎の集落みたいなところで、山に囲まれて育った」という裕規さん。その頃駆け回っていた野山や、よじ登って遊んだ大きな木の記憶が今も残っている。「そのときののびのびした気持ちや、楽しかった気持ちを作品に込めているのかもしれません。誰にとっても『原風景』というのがあるはずで、それを少しでも思い出す作品が作れたらと」。



また、「ストーリーのあるものの方が、面白いと思うんです」というのも、裕規さんの言葉。とはいえ理屈っぽいのは好きじゃない。だから、新しい作品のモチーフを思いつくのは決まっていつもの日常生活の中。4歳になった息子がおもちゃで遊んでいる姿を見ているうちに、人形の表情のイメージが湧いてきたり、散歩中に近所で見つけた野の花をジーッと観察していたら、おしべとめしべの形が面白いことに気が付いたり。

中でも、植物や動物など「人の手が加わっていないもの」からアイデアをもらうことが多いというのは、夫婦2人ともに共通している。「自然の中にあるモチーフにヒントを得て、それを見たまま作るのではなく、自分なりに解釈して、新しい形にするようにしています」と、由希さん。ギャラリーに並ぶ作品を見ると、確かに主題を抽象的に捉えて表現したものが目立つ。



生活の中で出会う「ん?」と思う事柄を、なぜそう思ったのか掘り下げてみる。そんなふうにして、興味を持った対象の細部を見つめることで、作品の表現の幅を広げてきた。


■ニコクラフトが表現するくま編集長ブローチ。


 
2人の魅力的な表現に触れ、今回、編集部として何かお願いしたいと考えた。そこで、昨年誕生したキャラクターである「くま編集長」のロゴマークを渡し、ブローチを作ってもらうことに。

夫妻が考えてくれたのは、七宝に銀線を組み合わせた繊細なパターンと、銅板に直接模様を打ち込んでいく素朴なパターン、そして、由希さんならではの感性で、ちょっとデフォルメしたデザイン。数百種類ある七宝の色味をいくつも組み合わせ、ブルー系やグリーン系などを試作。デザインも、赤鉛筆を抱えて見たり、お花を持ってみたりとさまざま。

最終的に3つのブローチを選んだものの、それ以外に見せてくれたサンプルも、どれも捨てがたい魅力を纏っていた。

編集部の「好き」を受け取って、それをさらにブラッシュアップする形で新しい表現を見せてくれた夫妻。たとえば銅板の表面をやすりで粗く削ることで、毛彫りのような質感を表現したり、ふっくらと丸い銀線を使うことで、ぷくぷくと太った感じを表現したり。

細部にまで心を配りモチーフの魅力を引き出す姿勢を間近で見て、ますますニコクラフトのものづくりが好きになった。出来上がったブローチをこうして発表できることが、とてもうれしい。


■作り手 ニコクラフト(札幌市)



作品は基本的にはオーダーがメイン。百貨店などで行われるイベントに出展することもあるが、そうでないときに作品に触れたい場合は、事前に連絡をした上で工房を訪れれば、絵本のような世界観の看板や表札、植物や動物のブローチ、アメーバなどの微生物や、ジンガサハムシのようなマニアックすぎるモチーフにも出合うことができる。

遊び心、わくわく感を大切にする大人たちへ。何より大切にしている価値観だから、夫妻はどんな人にとっての「好き」にも笑顔で真剣に向き合ってくれる。


■商品詳細



写真上/ぷっくりと盛られたブラックの七宝が輝く、高級感のあるブローチ。

商品サイズ:幅約3×高さ約4cm

商品素材:銅板、銀線、ガラス(七宝焼)

備考:
※手づくり品のため、写真とは多少異なる場合があります。
※在庫状況によりお届けまで1ヵ月ほど時間を頂く場合があります。


■レターパックプラス発送(常温)

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ご入金確認後14営業日で発送予定 

 
■熨斗

対応不可

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