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作り手の物語

北海道の素材に備わった魅力を最大限に引き出す作り手たち。その愛情たっぷりのストーリーを紹介します。

夢創窯(中川町)

続けた手仕事がくれる、幸せ

「白の系統」少しザラザラ感のあるグレーに、透明感のある白が流れるように乗せられています。

土を通して伝える幸せ

林業が盛んな道北の町、中川町。ここに、この土地の土を使って作品を作り続ける、ひとりの陶芸家がいます。石田雅子さんが中川町で暮らし始めたのは30年以上も前。越してくる以前、陶芸教室へ通っていた雅子さんでしたが、中川町での暮らしを始めた当初は普通に子育てをしていました。夫の健一さんと4人の子供に囲まれて、家族で笑い合ったり、喧嘩もたくさんしながら、それは忙しく過ごしてきたことでしょう。それでも、その間も雅子さんの中には、中断していた陶芸への思いがくすぶっていました。「未消化」で「心残り」な当時の思いは、雅子さんを陶芸へと再び向かわせます。7、8年前から各地のイベントにも参加。多くのものづくり作家たちとの出合いや、訪れた客たちと言葉を交わすと「刺激がもらえ」、多くの刺激を得られるようになり、それが作品作りのエネルギーにプラスされているそう。いろんなことを経験してきた雅子さん、健一さんの日々の豊かさが、作品にも込められています。

中川町ならではの焼き物が生まれるまで

中川町、ペンケの沢近くで生まれた菅原さん。その沢では青い粘土が採れ、子どもの頃はその土を使って粘土遊びをしていました。ペンケの沢の青い粘土と中川町の豊かな森からの木(木炭)を材料に、この地ならではに焼きものができたら…。雅子さんの手仕事のことが気になっていた健一さんの胸の内には、フツフツと熱い思いが湧き上がっていました。釉薬には3種類の材料が要ります。溶ける材料、溶かす材料、流れを止める材料。3つめの流れを止める材料だけは中川町では手に入らないため、外から手に入れることにして。粘土はすでにあるのだから、これなら中川町ならではの焼きものが可能になるかもしれない、そう健一さんは考えます。人との縁をたぐり寄せることにかけて、開けっぴろげな笑顔の健一さんの人なつこさが物を言います。好きな釣りをしながら、札幌の先生と話し込んでは、頼み事をする健一さん。青い粘土や木炭など送り、それらを調合したテストピースを作ってもらっていました。今もふたりの手元にある、たくさんのテストピース。3種類の材料の組み合わせによって、無限に色を出すことができるのです。

スロウ31号掲載、スロウ56号掲載スロウ57号掲載

商品一覧

石井雅子さんの小さめの土鍋

3~4人家族にちょうどいい!

石井雅子さんの小さめの土鍋

5,400円

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