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スタッフブログ

クナウマガジンのスタッフブログ。日ごろ感じていることや、ふだんどんな仕事をしているか、取材先レポート、おすすめの商品情報などをお伝えします。

2019 3月

石田
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まき

かっこう体験記ーかっこう料理店で季節を味わってきました!

 

スロウ編集部石田まきがお送りする、写真とことばで綴るブログ日記 第2弾の舞台は・・・・

ついに行ってきました、かっこう料理店。
知っている人は知っている、十勝の食材を使ったおいしい料理店です。

 

 

予約制のお店なので、事前に電話などで予約を入れる必要があるのですが、スケジュール力のない私はオロオロと、週末になればいつも「行きたいなぁ」と思いを巡らせるばかりでした。

ところが!
同じく「かっこうオロオロ病」だった先輩2人を発見。これではいかんと、「えい!」と日にちを決めるに至ったのです。

 

車を停めて、柏の森の小径を歩きます。
今年は雪解けの早い十勝。
顔を出した路面を歩くと、雪解け水を豊富に含んだ土の、ジュリジュリという愉快な足音が静かな森に響きます。
私はこの音を聞くのがなんだか楽しくて、うれしくて、完全に路面が乾いてしまうまで、防水のスノーブーツをいつまでも履いてしまうところがあります。

 

 

 

店に着くと、今日のコースメニューを書いた紙がそっと机に置いてありました。

選んだのは、通常のメニューに一品プラスされた「とかちごはん」。
豆ご飯か肉味噌キャベツか選べる土鍋ごはんは、散々迷って豆ご飯をチョイスしました。

完全予約制のお店なので、次に来るお客さんのことや混雑を気にする必要はありません。

大きな窓の外に広がる林の、春になった頃の様子を想像しあったり、
流れる雲を眺めながら、ぼんやりと料理が来るのを待ちます。

 

 

さぁ、ほどなくしてコース料理が机に並び始めました。
運ばれてきたのは、透き通ったダシの美しいおでん。十勝産インカのめざめも、ほら、こんな風に黄色く、ほくほくと仕上がってやって来てくれましたよ。

 

「取り分ける」って、なんだかいいなぁ。

 

「このくらい?」「ありがとう」
短く言葉を交わしながら、彩りきれいに椀におさまった柔らかいおでんをひと口、ふた口といただきます。

しばし無言で噛みしめるように咀嚼する、食いしん坊な私たち。
3口目が喉を通った時、誰かが「おいしい〜〜」としみじみ言えば、ほかの2人も激しく同意。
それぞれに感じたおいしさを口にしながら、あっという間に空皿になってゆきます。

マイペースな私たちに合わせて、割烹着の渡邊さんが絶妙な間で立ち回り、皿を下げたり運んだり。
心地よい気遣いに甘えつつ、ゆっくりと過ぎる時間を楽しみました。

 

 

十勝に住んでるとは言え、知らない食材や食べたことのないものがたくさん。
「十勝レベルがまだまだだなぁ」と反省した心も、おいしい料理の感動ですぐに忘れてしまいます。

日差しが眩しそうでしょう?
そうなんです。元気よく降り注ぐ太陽が、眩しくて、でも春を感じてうれしくて。
「閉めましょうか?」と何度も聞かれたけれど、「大丈夫です」と頑ななことを言い続けてました。

 

そのうち眩しくなりすぎて、こそっとブラインドを下げたのは秘密です。

 

お腹が十勝で満たされて幸せ絶頂のところに、デザートの宇治抹茶と、豆乳と道産リンゴの寒天がきました。
名残惜しくも、口の中はリンゴの優しい酸味と抹茶の苦味でさっぱりとリセットされてゆきます。

帰り際、「おみやげに」と余った土鍋の豆ごはんを結んでいただきました。
取材だったら、あんなことやこんなこと、いっぱい聞いてみたいな。

 

「さて」と手元を見てびっくり。腕時計の針は14時を指していました。
かっこう料理店にも時間泥棒がいます。うーん、道内どこにでも神出鬼没ですね。

帰り際にチラリと名残惜しげに振り向くと、のれんが気持ち良さそうに揺れながら、「またきてね」と言ってくれているようでした。

 

ゴールデンウィークに母が初めて北海道を訪れるので、連れて来たいなぁと企み中。

帰り際車から見えた十勝の畑は、もう完全に春でした!

おいしく調理された、近くで育った食材をゆっくりいただく。
十勝で暮らすわたしにとって、これ以上ない贅沢です。

春のとかちごはんも、食べてみたいなぁ。

そしてまた、かっこうオロオロ病と闘う日々が始まるのでした。ー完ー

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