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スタッフブログ

クナウマガジンのスタッフブログ。日ごろ感じていることや、ふだんどんな仕事をしているか、取材先レポート、おすすめの商品情報などをお伝えします。

ツアーレポ

「驚きの森」ツアーに参加してきました!(フォトレポート)

 

昨年12月からスタートした、クナウマガジンのツアー部門、Slow Travel HOKKAIDO 。
今までスロウで紹介した場所や人など、スロウの世界観が伝わるような、今までになかった新しい北海道の楽しみ方を提案しています。

今回は始まったばかりの新しいツアー商品の中から、ノースベリーランドの「シロップを採りに、森に出かけようというツアーにスロウ編集部石田がカメラマンとして参加してきたので、その模様をフォトレポートでお届けします!少し長いですが、どうぞお楽しみください。

※以下のレポートには、ツアーの詳細を含みます。詳細を知らずに参加したい方は、読むのをお控えください。

写真で振り返る「驚きの森」ツアー

帯広市から高速道路を使って40分ほどで白糠町に到着。

拠点となる「驚きの森LABO」に着いたら、まずはノースベリーランド・驚きの森の代表、横田宣伯さんからツアー行程の説明を受けます。この日一緒に参加したのは、ツアーチームの飯嶋さん(左)と尾崎さん(右)です。

曇り予報のはずが、天気は快晴!白糠町は積雪は少ない方とはいえ、森の中は除雪されていないため、カンジキを履いて森に入ります。カンジキを履いても膝下あたりまで雪に埋もれることもあるので、防水仕様の靴か長靴を履いて参加することをオススメします。横田さんが丁寧にカンジキの履き方を教えてくれました。

元気にツアースタート!横田さんが所有している山林、「驚きの森」へ樹液を採取に行きます。

歩き方は、足の裏を平行にして、全体で着地するイメージです。カンジキの歩き方にもコツがいります。

ほんの数分で、背の高い木々が並ぶ「驚きの森」入り口に到着しました。

「あれはオニグルミ。秋になると実がなります。」
「あの小鳥はシジュウカラ。うーん、ゴジュウカラかな?」と、木々や鳥の名前を一つひとつ教えてくれる横田さん。

立ち止まると足音が消えて、シンとした森の気配が広がります。立ち止まって木々を見上げると、たまに鳥たちが寄ってきては、可愛らしい鳴き声で歓迎してくれました。

 

少し歩くと、樹液採取のポイントになっているイタヤカエデの木に着きました。
樹液が採取できるのかどうかは、その日の様々な条件によって異なるそうです。もちろん、まったく出ないこともあるとか。
「さあ、尾崎さんたちの日頃の行いが良いかどうか?」
ニコニコと横田さんが言います。

結果はと言うと、日頃の行いでしょうか…そこまで樹液量は多くありませんでした。見つめていると、じわっと周囲に染みてくる程度。調子の良い時には、この段階で勢いよく出てくることもあるとか。

横田さんに促され、微量な樹液を人差し指の先に付けてひと舐め。
ほとんど無味で、どこかに甘みを感じるような…初めての味でした。

「以前は趣味で採取してたんだけど、仕事にした途端、楽しくなくなっちゃってさ…」と横田さん。
自然相手の仕事の難しさを、改めて目の当たりにしました。樹液の採取量がこんなにもわずかで、手間がかかるということ…。
今はノースベリーランドで瓶に入れて商品化もされています。「折り合いをつけて、小さくやっています」とのこと。

ドリルで開けた穴にノズルとホースを取り付けて、樹液が出てくるのを数日かけて待つそうです。

他の木を見ると、鳥がつついて樹液を飲んだ跡を見つけました。
「やっぱり鳥はどこから出るか、どの木が出やすいのか本能でわかってるんじゃないかな」と横田さん。「悔しいね〜」と、朗らかに笑っています。


(上の木の、黒ずんでいるところが樹液の染みた跡)

たまに目にしていた木々や赤い実、上手にさえずる美しい小鳥も。
横田さんが教えてくれるまで、それらの名前を知りませんでした。

私たちはいろんなことを知っているようで、まだまだ知らないことがたくさんある。
そんな気づきに大人になってから出会えることは、どれだけ幸せなことなのでしょう。

 

帰ってからも、“驚き”の連続

木々や木の実、鳥の説明を受けながら、少しずつまたスタート地点へ帰ってきました。
さっきまで出ていた陽は雲へ隠れ、LABOの赤色が目に眩しく映ります。

暖かい小屋に戻り、先ほどの森で採れた樹液を使った「樹液コーヒー」をいただきます。

↓↓↓

どうですか?この2人の表情の変化!(笑)
先ほど森で飲んだものと同じものとは思えないほど、甘さがしっかりと感じらたからです。それでいて、砂糖の甘さとは違う、清涼感の残る自然なあと味。

「これ、本当に樹液ですか?」

火をかければそれだけ甘くなっていくとか。奥深い、樹液の世界。
カエデの樹液を5〜6時間ほど煮詰めると、みんながよく知っている「メープルシロップ」が完成するそうです。次は希少なメープルシロップにパンを浸した、なんとも贅沢な「メープルシロップフォンデュ」をいただきます。

あまりのおいしさに思わず笑みがこぼれる尾崎さん。

さらりとした甘さのメープルシロップに、表面がカリッと焼かれたくるみ入りパンの相性が最高です。
パンの量はたくさんありましたが、ぺろっと2人分すぐにたいらげてしまいました。

最後のメインディッシュは、手づくりピザ。
出発前に温めていた手づくりの釜に、これまた手づくりのピザを入れて焼いてゆきます。

「すぐに焼きあがるから、タイミングが何より大切なんだよ」と、横田さんはピザから目を話しません。

香ばしい匂いを漂わせた自家製ピザが焼き上がりました!

奥のピザは驚きの森のエゾヤマザクラの桜チップで燻製した手づくりベーコンを使っているそうです。
モチモチの生地に、とろーりとしたチーズ。こちらもペロリと食べてしまいました。

近くの森の樹液を使った料理に、自家製ピザ。なんとも言えない多幸感に包まれ「心もお腹も満足!」です。

好奇心の絶えない飯嶋さんは手づくり釜の作り方を教えてもらったり、尾崎さんは個人的にシロップをお買い上げしたりと、食後も各々で過ごします。

今年から上がれるようになったLABOの屋上。夏はここで日向ぼっこをしたりBBQしたり星を眺めたり、様々に活用する予定なのだとか。室内で温まった身体が、冷たい空気に触れて気持ちいい。

気づけばあっという間にこんな時間。ここでは、時間がゆっくり進んでいるようです。

冬が終わればまたベリー摘みに忙しくなる横田さんの、冬の間の暮らしを垣間見られるこのツアー

目で、耳で、舌で。
北海道の、のんびりとした冬時間を五感いっぱい使って楽しむことができました。
ツアー参加のお申し込みは、コチラから

➡︎https://www.n-slow.com/news/news-10687

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