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スタッフブログ

クナウマガジンのスタッフブログ。日ごろ感じていることや、ふだんどんな仕事をしているか、取材先レポート、おすすめの商品情報などをお伝えします。

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コメ

「標津町」でツアー作りはじめました。(1/3)

スロウなツアー販売を開始して、はや3ヵ月。
Slow Travel HOKKAIDO(以下、STH)は、北海道のわくわくを訪ねては、新たなツアー作りに勤しんでいます。

読者の中には「そもそもスロウなツアーって、どうやってできるの?」という、ふんわりとした疑問をもってる方もいるんじゃないでしょうか・・・

今回のツアーレポでは、知られざる「ツアー作りの裏側」をお届け。STHのAB型コンビ、飯嶋と湯川が体験してきた、目からうろこのツアー作りの様子を、全3回に分けてお送りします!

「鮭」がつないだ、スロウと標津町

スロウなツアー作りのスタートには、必ずきっかけがあります。

STH編集者のおきにいりの場所だったり、惹かれる仕事や暮らしだったり。その多くは、スロウ本誌で記事として紹介していたりします。
今回の標津町のツアー作りは、冬は週2で鍋を食べるほどの鍋好き飯嶋の「おいしい鮭鍋が食べたい」という食欲と、過去のスロウの記事からはじまりました。

こちら、2007年発行『northern style スロウ vol.12』。

鮭を守り増やす標津町の取り組みをスロウ本誌で紹介したことがありました。「鮭」と標津は、きってもきれない間柄。一説によると、アイヌ語のシベ・ツ(意味:鮭のいるところ)が町名の由来になっているのだとか。

「標津には、おいしい鮭と鮭料理がある…!」。
ツアー作りのゴングが鳴りました。

標津町や鮭をめぐる現状を知りたい。
誌面で紹介しているとはいえ、百聞は一見にしかず。町の取り組みや地元の方々と実際にお話しするべく、標津町内を巡るモニターツアーに参加しました。

モニターツアー開始

まず訪れたのは『標津サーモン科学館』。
国内でもめずらしい”鮭の水族館”です。

カレイやクロイソといった標津町近海に生息する魚から、イトウのような北海道に生息する希少種まで。数十種類の魚を展示しています。

標津川に通じた魚道水槽には、昨年11月に生まれたシロザケの稚魚が。数cmの小さな身体が、太平洋で長い年月を過ごします。
そして数年後には、市場に並んでいるような立派な姿となって、この川に戻ってきます。

この魚道水槽でも、9・10月には鮭が遡上する様子見れるのだとか。
なるほど。ここは、いつ訪れても自然界の鮭の姿が見れる場所なのです。

産卵のために標津川を上る鮭は、標津に住む人たちにとって、貴重な食料でした。次に訪れたのは、鮭漁に勤しむ漁師たちの作業場兼生活の場として利用されていた「鮭番屋」です。

「鮭番屋」で昔の暮らしに浸る

ここは、大正から昭和初期の建物を復元した「鮭番屋」。

そもそも「番屋」とは、いったい何なのでしょう?
漁のシーズンになると、漁師たちは毎日漁場に足を運びます。そこは、集落からは数時間もかかる場所であることも。そこで、作業場兼宿泊場所となる小屋を拠点に、漁師たちは漁をしました。
その拠点となったのが「番屋」です。鮭漁の番屋だから「鮭番屋」。

実際に漁師が寝泊まりしたスペースや、漁で使われていた道具の数々など。建物の中は、ノスタルジックな空気が漂います。

鮭番屋では、鮭を中心に、近海で取れた魚をふんだんに使った昼食をいただきました。囲炉裏で炙る、ウェルカムこまい(氷下魚)。
たまらないなぁ。

昼食を準備してくださったのは、標津町ガイド協会の方々です。
この後も度々登場する、井南さん。

他にも、ホテルの女将の川畑さんや、元銀行員の山崎さんら、標津で暮らす方々が、昼食を用意してくださいました。
メニューは、鮭のちゃんちゃん焼き、鮭汁、自家製いくらご飯など、海の幸が満載。

「ちいさい頃は、大人たちが実際に番屋を使って漁をしていたのよ」と川畑さん。今でこそ文化的な建物になっていますが、つい最近まで日常のひとつの風景だったということに、はっとします。

昔の標津の風景、郷土料理、そして今の標津の営み。
井南さんたちの話に耳を傾けながら鮭料理をいただいていると、鮭番屋の雰囲気も後押しして、当時の人々の暮らしに浸っている自分がいました。

今回はここまで。
次回は、ちょっとアクティブに、スノーシューを履いて川辺に広がる森へ!

お楽しみに!
「標津町」でツアー作りはじめました。(2/3)

文責:コメ(飯嶋) 写真:湯川

*オフショット歯が無いチョウザメにパクッとされる(@標津サーモン科学館)
マッサージ機で両側からグググッと揉まれているような感じでした!

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