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作り手の物語

北海道の素材に備わった魅力を最大限に引き出す作り手たち。その愛情たっぷりのストーリーを紹介します。

半谷茄美さん(はんがいSILVER JEWELRY)(帯広市)

シンプルで上品な美しさ

特殊な樹脂を削りだしたり接着したりして、一つひとつ理想の形を作り上げていきます。

身近なモチーフをいきいきと輝かせる

半谷さんがつくるシルバージュエリーのモチーフになるのは、身近な(あるいは架空の)植物や、泡(あぶく)、コロコロとした水玉や雪の結晶など。自然界にある、あまりにも日常的過ぎて普段はサラリと通り過ぎてしまうものたちに、一旦足を止めてじっくりと向き合う。そうしてみると、思いがけない美しさが見えてきたりするものです。半谷さんは秋から冬の時期を夫である学さんの故郷、帯広市で過ごし、春から夏の間は自身の故郷である群馬で過ごします。夫婦ともにアーティストなので、2拠点生活をしながらそれぞれに創作活動を行っているのです。「10年前も今も、大きく路線は変わっていないんです。でも、作品の内容は確実に良くなっていると思います」。

選んだのは、ロストワックスという手法

いつかは生涯の仕事にと、若くして始めたシルバージュエリー制作は半谷さんにとって、気づけば20年近くも自身のすぐそばにある、大切な相棒になっていました。数あるジュエリー制作の方法の中から、採用しているのは「ロストワックス」。作業工程は意外にもシンプル。頭の中にあるぼんやりとしたイメージをスケッチして、ワックスと呼ばれる樹脂を使って立体に形作っていきます。熱すれば溶け、削るのにも付け足すにも便利なワックス。柔らかな曲線や繊細なパーツは、この手法だからこそ再現できるものです。オリジナルのデザインのワックスが仕上がったら、そのワックスを元にして鋳造のための型をつくります。そこに金属を流し込むことで、まったく同じ形のシルバーとなって、作品が姿を現すのです。
型づくりから鋳造までは、信頼のおける専門業者に委託しているため、半谷さんの元にはワックスでつくり上げた形と同じシルバーのパーツが届けられます。そこからがまた、ひと仕事。ツヤが無く、型の継ぎ目なども残ったままのパーツを、丹念に磨いては微調整を加えていきます。そうすることで、ピカピカと輝くシルバージュエリーが完成するのです。

世代を問わず愛される、大人のためのジュエリー

「20代の人も80代の人も、同じ作品を使ってくれているんです」。半谷さんの作品の愛用者の中には、なんと90歳のお客様もいるといいます。年齢を問わず、どんなシーンにも華やかさを添えてくれるのは、シルバーという素材ならではの特徴かもしれません。目立つ煌びやかさこそないけれど、あくまでも上品に、控えめに存在感を放つ。半谷さんのシルバージュエリーを好むのは、きっとこんな女性なのでしょう。

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