アマムエクル(音更町)
暮らしを彩る、可愛いお菓子
岩本夫妻と元気いっぱいの2人の息子さん。手にはしっかり葛粉のクッキーが。
暮らしとデザインと「食」
アマムエクルのお菓子が生み出されているのは、ごく普通の民家にある小さな工房。ネット販売をメインに製造を続けています。そもそも「株式会社sorato」としてデザインや音楽制作を行っていた岩本夫妻。互いに在宅で仕事をしてきたこともあり、暮らしについて思いを巡らす機会が多く、デザインと、暮らしの核となる「食」をどうにかコラボレーションさせたいという思いを抱くようになりました。
「おいしいから」という理由で食べてほしい
そんな中で出会ったのがマクロビオティックのケーキやクッキー。植物性のお菓子作りを選んでからは、代用品とその配合を研究する長い長い試行錯誤の日々。「身体に良さそうだから」という理由だけでなく、「おいしいから」という理由で選んでもらいたいと、妥協なく研究を重ねています。だから、植物性の食べ物にありがちな物足りなさはまったくなく、むしろ進んで食べたいし、大切な人にも食べてもらいたい。素直にそう感じさせてくれるのです。