牛のおやつは熟したバナナ。
やまき牧場を経営しているのは八巻春美さんと昌子さん夫妻。二人は2年ほど前、バナナには自己免疫を高める働きがあり、病気に対する抵抗力を高めてくれるという記事を目にしました。それまでは牛たちが病気にならないようにとビタミン剤などを与えていましたが、この記事を参考に牛たちにおやつとしてバナナを与えてみることに。熟し始めた美味しいバナナ。皮を剥いてバケツに入れ、昌子さんが牛たちに食べさせて回ります。仔牛にはジューサーにかけたバナナをミルクに混ぜ、哺乳瓶でチュウチュウ吸わせます。それ以来、牛たちは下痢をしたり風邪をひくことが少なくなったとか。
また、一般的に牛は27〜40ヶ月齢ほどで肉にしますが、「バナナ牛」として製品化する牛は24ヶ月齢です。24ヶ月齢まで育てれば、だいたいサシが入り、牛の健康状態も良好なまま肉にすることができるというのがその理由。「健康に育て、健康なうちに肉にする」のがやまき牧場の方針なのです。