私たちの手は何だってできてしまうんです。必要ないからと、もう古いからとゴミ箱に捨ててしまえばそれはゴミになる。でも、ひと手間加えればそれはモノにもなるのですから。
一針の福田昌彦さんが目をつけたのは、毎日大量に捨てられていくジーンズの「スソ」でした。わざわざ糸色をかえたステッチや洗い加工が施されているにも関わらず、一度も誰にも使用されることなく、新品のまま、ただバッサリと切り捨てられてしまうのはあまりにもったいない。どうにかして暮らしの中に戻せないだろうか。そう考えて作り出したのが、スソバッグです。
今回ご紹介するスソバッグは、アンティークギャラリーあまりやの古布を取り入れたスロウオリジナル。古布とは、着物や布団地として昔に使われていた布のこと。あまりやの店主小幡静子さんが一枚ずつ丁寧にそれらの糸をほどき、洗濯、アイロンがけしたものの中からスソに合う10種類を厳選しました。 ただし、ひとつご注意いただきたいのは、1足から2枚分しかとれないスソも、長い時を経て今ここにある手織りの古布も、同じものは何ひとつないということ(実際にお届けする商品は写真と異なります)。